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メトロノーム付きチューニングメーター~KORGのすぐれものゲット [日記(2012.2~)]

これまで使っていたチューニングメーターは、メトロノームの機能がなく、両方兼用のものがあったらいいなあと思っていたら、夫がアマゾンでゲットしてきた。

korg tm-40.jpg

http://www.korg.co.jp/Product/Tuner/TM-40/

篠笛に限らず、管楽器はおそらく全てそうなのだと思うが、ひとつひとつの音のピッチは吹き方で相当かわってしまう。結局、音程は耳で作らなければならないのだが、これがなかなか難しく、一緒に演奏する楽器によって対応を変えなければならない。

ソロで吹く時、あるいは一緒に演奏する楽器がピアノ一台だったり、人間の声だったりの時は、耳で聞いたとおりに割合と楽に対応できる。
一緒に演奏する楽器が尺八や三味線などの和楽器であれば、楽器が大音量ではないので、これも耳で対応できる。

ところが、エスニック・キッチンの場合、他の環境とはどうも勝手が違い、ピッチあわせが非常に難しい。どうやってもなかなかうまくいかない。
笛を吹いている私の耳には、サックスのピッチが下がって聞こえる。
しかし、どうやら問題はサックスの側だけにあるのではなく、篠笛の側にもあるのかもしれない。
ひとつ考えられるのは、エスニック・キッチンの楽器編成が、ほぼドラムセットと同じパーカッションセットと、管楽器としては音量の大きいサックスと、細竹に穴をあけただけの篠笛という他には滅多にない特殊な編成だということ。
大音量の楽器の中で篠笛を吹くと、どうしても篠笛をマックスの音量で吹こうとする。吹きこむ息も自然に多くなり、強くなり、そうするとピッチは自然に高くなってしまうのだ。

おそらく、そういうことが起きているのだろうと最近になって気付いたのだが、もしこうしたことが起きているのだとすると、解決する方法はあるだろうか。

ドラムセットやサックスに音量を下げてもらい、篠笛が頑張らなくてもすむ音量にバランスをとってもらうこともひとつの方法だが、このために演奏がショボくなってしまうとつまらない。

もうひとつの解決策は、篠笛を目いっぱい吹いた時のピッチに、サックスを合わせてチューニングすることだ。当然、440とか442とかの基準ピッチよりは相当高くなる。

しかし、ここにバイオリンやギターなど他の音程楽器が加わることになると、全員が442などの基準ピッチにあわせないと収拾がつかなくなる。そういう場合は、篠笛をマイクでしっかり拾って、マックスの音量で吹くことを避けるしかない。

篠笛という楽器を西洋楽器とアンサンブルさせる難しさというのをあらためて感じている。
でも、どこかに突破口はあるはずだ。

アンサンブルをやりながら突破l口を探すことと並行して、単体の笛そのものにじっくりと向き合ってみることも必要だろう。
これまでアンサンブルでやってきたさまざまな曲を、ソロで吹くことにも取り組んでみようと思う。
篠笛のピッチの問題は、謎が深い。自分の耳だけで解決できないことを、チューニングメーターが何か教えてくれるかもしれない。
そして、篠笛が本来あまり得意ではないビート感の強い楽曲をソロでトライする時も、デジタルメトロノームはよい相棒になってくれそうだ。









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