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スマホは大丈夫か?~スマホに夢中な女の子が私の膝の上に崩れ落ちてきた [日記(2012.2~)]

米インターネット検索大手グーグルのエリック・シュミット会長(57)は20日、米ボストン大の卒業式でスピーチを行い、「1日1時間は電子機器のスイッチを切って、友達や家族とリアルな会話をしなさい」と卒業生にアドバイスしたそうな。
 シュミット会長はまた、「モニターの光の中に人生はない」と言ったとか。

今朝のテレビニュースでもこの話題をとりあげていて、「アメリカの学生は一日平均、8時間以上、電子機器に向かっている」とか言っていました。

講義でノートをとるのもパソコン、論文やレポートを書くのもパソコンを使うとすれば、一日8時間というのは特別多いとも思えないけれど、「1日1時間は電子機器のスイッチを切って、友達や家族とリアルな会話をしなさい」とアドバイスしたところをみると、リアルな会話をする時間が一日一時間以下ということなのかな?
勉強以外は、キャンパスの中でのおしゃべりが仕事みたいな学生が、一日一時間、普通の会話をしていないとしたら、これは驚きであり、心配ですなあ。

たしかに電車の中などで若い人を見ていると、友達や恋人同士で明らかに仲良しなのだけど、しゃべらない。
しゃべらないで、別々に携帯やスマホを操作している。あるいは、ぴったりと寄り添いながら、一人が操作している電子機器をもう一人がじっと見ている。
先日は、こういうカップルの男性同士版を目撃、不思議な光景だったなあ。

それほど、アタマの中は、電子機器のことでいっぱいなのでしょうか。
何をやっていても、片方でスマホを操作し続ける、いわゆる「ながらスマホ」について、昨日の夕方のニュースではそれがいかに危険か、「ながらスマホ」の弊害について取り上げていました。
歩きながら、自転車の乗りながら、自動車を運転しながらのスマホがいかに危険かという話。
そんなこと、わざわざ報道番組で話題にしなくても危険なのはわかりきっていそうなものですが、携帯電話からスマホにかわって、危険度が増したのだそう。

私はスマホというものを手にとってみたことがないのですが、人の持ち物を見てみると、携帯電話みたいなボタンがなくて、全部、タッチパネルなのですね。
タッチパネルはボタンではないので、いわゆるブラインドタッチができない。
目線は画面に釘づけにならざるをえず、画面の外に視線を移すことができないので、「ながらスマホ」は「ながら携帯」よりも、一層危険なのだと。
そして、ながらスマホの脳からは、人間としてごく当たり前の注意力が完全に抜け落ちるのだとか。

このスマホのタッチパネルというもの、スマホ操作中の人を観察していると、決して使い勝手のよいものではないみたい。
つい最近も、電車の中で若い人を観察したら、私の左隣に座っている女の子も、正面に立っている女の子も、右斜め前に立っているアベックの女の子も、みんな、スマホを手にして操作していました。

左隣の女の子は、左手でスマホをもって、右手の指でタッチパネルをしきりに押して、メールを書いているようでしたが、これが失敗を繰り返しているようで、一向に先に進まない。
でも、本人、ものすごく集中していて、失敗にイライラしている様子もなし。

正面に立っている女の子。右手でつり革につかまって、左手の親指で操作していましたが、しばらくすると、右手をつり革から離して、右手の指でタッチパネルを操作しはじめました。
どうやら、スマホというのは、左手の親指だけで操作するには大きすぎて、特に女性の手にあまるようです。
で、携帯電話のように片手だけで操作というわけにはいかない。左手でボディーを持って、右手で操作、あるいは両手で操作というスタイルになる人が多いようです。

で、正面に立っていた女の子。つり革から手を離して、スマホに夢中。左手で持って、右手で操作しています。
その時、電車が軽く揺れたかと思ったら、その女の子が私のひざの上に突然、崩れ落ちてきて、私の右腕を鷲づかみにしてしがみついたのです。
電車が軽く揺れた程度のこと、咄嗟に右手でつり革につかまれそうなものです。ところがその女の子は、つり革につかまろうとして掴みそこなったのではなく、突然、崩れ落ちて、私の膝の上に乗っかってしまったのです。

私はもう痛いのなんのって。腕をつかまれて捻られて、私の肘は捻挫みたいになってしまいました。
でも若い女の子があまりにも無様なので、「痛いわね」とか「なにするのよ」とか口に出したらかわいそうに思ったら何も言えず、無言で痛みをこらえるしかありませんでした。

しかし、びっくりしたのはその女の子のその後の行動。
まずはいったい何が起きたの!!!みたいな感じで、自分の身に想定外の不幸がのしかかったことにひたすら驚いているというかんじです。

一応、ひとことだけワタシに「すみませ~ん」とは言ったけど、ワタシの生身の腕がいかに痛いかということなど思いもしないように、また何事もなかったようにスマホに没頭してしまいました。
おい、ワタシは手すりか。
ねじれた腕が痛いので、腕を振ったりさすったりしても、その女の子、まったく頓着せず。目にもはいらないようです。

おそるべきスマホ。
スマホは既に電話ではなく、小型携帯コンピュータだそうだけど、便利便利といわれながら、人間工学的な操作性にはちょっと疑問。
そして何より、自分と外部世界との関係性を見失わせ、危険察知の能力を殺し、危険回避行動を鈍らせ、危険への対処も不能にさせる。

まだ世の中に出てきたばかりの機器だけど、これを若い人が使い続けて、おいおい、人類は大丈夫なのかな??
危険回避行動ができず、あっと気づいた瞬間、かえって危険なほうに向かっていってしまうという行動も起こるようです。
テレビの番組でも、ベビーカーを使ってこの実験をやっていましたが、たしかに近頃、こちらがよけると、私がよけたほうに動いてきちゃう”スマホ女”の多いこと。

これはもう、ほとんど中毒患者だよなあと思う。
こういう中毒患者が急増しているというのに、「モニターの光の中に人生はない」とのたまう作り手のほうに、責任はないのでしょうかね。


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ウッドブロックで馬の足音を刻み続ける「ポーリュシカ・ポーレ」(ロシア民謡) [日記(2012.2~)]

今年の9月30日、三鷹の混声合唱団「コーア・ボイメ」さんの演奏会で、ロシア民謡の「ポーリュシカ・ポーレ」をパーカッションでお手伝いします。

草原を馬が駆け抜けていくように、ウッドブロックで曲の始めから終わりまで、ひたすら「タンタカ・タンタカ・タンタカ・タンタカ・・・」というリズムを高速で刻み続けます。
これがなかなか大変。少しでも手に力がはいってくるともつれます。
馬の足音がもつれると、合唱団も落馬しますから、責任重大。

先日入手したウッドブロック、といっても木ではなくプラスチック製のものですが、これをスタンドに固定して、朝から練習。
スティックによって音質も音量もかわるので、いろいろなバチを出してきて叩いてみますが、合唱団とあわせてから決めるしかありません。
ウッドブロックの感触は、太鼓と違ってバチの跳ね返りが弱いので、結構、むずかしいです。
太鼓は皮の弾力でバチを跳ね返してくれますが、ウッドブロックは硬いので、その跳ね返りが弱いのです。
この感触の違いは結構大きいです。
新緑まつりその他が忙しくて、ウッドブロックの練習は今日になってやっとはじめたのですが、もっと早くから、少しでも練習しておけばよかったと後悔・・・。
しかしまあ、本番は9月の終わりなので、練習をする時間は十分にあります。

練習場は三鷹の連雀コミュニティーセンター。三鷹駅からまっすぐ南に15分ほど歩いて連雀通りにぶつかったところです。
混声合唱団「コーア・ボイメ」のメンバーは総勢30名ほど。今日は何人かお休みがいたようです。
お手伝いするお話は、私が所属する「青春隊」の団長、高橋さんが「コーア・ボイメ」にも所属しており、高橋さんからお話をいただいたもの。
そして、「コーア・ボイメ」には青春隊のメンバーが4~5人います。
合唱をやっている方たちは、一人でいくつもの合唱団に所属している人が多いようです。

練習は7時前から始まっていて、9月の演奏会で演奏する宗教曲のほうを練習したのち、ロシア民謡の練習がはじまり、そこに私が呼ばれました。
ロシア民謡の一曲目は「ボルガの船歌」。
そして二曲目が「ポーリュシカ・ポーレ」。
先生の指揮で、いきなりウッドブロックのイントロからはじまります。
テンポは、「少しゆっくりめに」とおっしゃいましたが、あらかじめCDでいただいたソビエト国立室内合唱団のコーラスのテンポより、気持ち少し遅い程度の、かなり速いテンポではじまりました。

と、合唱団のテンポのほうがゆっくりで、すぐにずれていきます。

終わったあとの飲み会で聞いたら、パーカッション無しのこれまでの練習では、もっとずっとゆっくりのテンポだったのだそうで、こんなに速いのはきょうがはじめてだった、とのことでした。

しかし、男声と女声にパートわけしてウッドブロックとあわせる練習をしばらくすると、いい感じで合ってきました。
私が時々、手がもつれて危なくなりますが、これはとにかく練習練習。
そしてこの調子で練習をしていけば、コラボも大丈夫と確信。
合唱団のみなさんも、パーカッションがはいって歌いやすくなったとおっしゃってくれたので、ホッと一安心。
練習の後、飲み会にも参加させていただき、もうずっと前から一緒にいたような・・・。

今年の夏は、ひたすら「タンタカ・タンタカ・タンタカ・タンタカ・・・」の練習だな。
よい修行の機会をいただいて感謝!
9月30日の本番が終わったあと、みなさんと旨い酒が飲めるよう、がんばらなくっちゃ。
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