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■(上発知のしだれ桜に寄せる創作曲)夜桜地蔵(女声三部合唱) [動画倉庫(エスニックキッチン)]

. 2014年11月1日、エスニック・キッチン主催コンサートより、オリジナル曲をYouTubeにアップ

(上発知のしだれ桜に寄せる創作曲)夜桜地蔵(女声三部合唱) ~歌詞字幕付き

作詞作曲 畑中久美子
合唱編曲 福士美和子

演奏
ボーカルアンサンブル 未来への贈り物(合唱)
(混声合唱団「青春隊」有志、他)

福士美和子(ピアノ)
畑中武(アルトサックス)
木村草彦(パーカッション)

2014年11月1日(土)東京都国分寺市立本多公民館ホール
国分寺市制施行50周年記念おめでとうコンサート「ぶんじ発・未来への贈り物」にて

◆エピソード ~写真家・鍔山英次さんに頂いた一枚の写真葉書から出来た曲~
2010年の5月のはじめ、写真家の鍔山英次さんから届いた一枚の写真葉書に写っていたのは、小高い丘の上に、満開のシダレザクラ。それは、群馬県沼田市の上発知(かみほっち)というところのシダレザクラでした。
樹齢数百年はありそうな一本桜の下に、赤い着物を着たお地蔵様が、一人たたずんでいます。
人工的な灯りなど何もないこの場所に夜が訪れた時、正真正銘の闇の中にボーと白く、花明りのように桜の姿が浮かびあがり、ハラハラと散りゆく花びらの声を、お地蔵様が一人静かに聞いている、そんな光景が目に浮かびました・・・・。
メロディーはすぐに出来ましたが、歌詞がなかなかまとめきれず、いつしか4年の歳月が・・・。

この4年の間には、東日本大震災がおこり、また近年の異常気象により多くの災害が起こりました。それは、多くの人が犠牲になると同時に、犠牲者の遺族が悲しみと直面しながらも自分の人生を生き続ける姿を目の当たりにすることでもありました。

なかなか歌詞がまとめきれなかった「夜桜地蔵」に、“連綿と繋がって行く命の鎖”という背骨が一本通った時、歌詞がどこからか降ってきたように、するすると詩が書きあがりました。

◆女声合唱へ
構想から4年後の2014年5月に、歌詞も含めて曲が完成し、6月に私自身がピアノ弾き語りで初演したのを聴いてくださったみなさんから、是非、女声合唱で歌いたいという声があがり、「みわ・くのユニット」で私の相棒でもあるピアニスト福士美和子さんが、女声三部合唱に編曲してくれました。

夏からメンバーを募り、三か月ほどの練習を経て、2014年11月1日、器楽アンサンブル「エスニック・キッチン」主催のコンサート「ぶんじ発・未来への贈り物」にて、女声合唱としての初演となりました。
この曲、実は結構トリッキーな転調などがあり、私自身は「この曲をどうやって合唱曲に編曲するのだろう」と思っていましたが、原曲以上に幻想的で広がりのある編曲が完成しました。合唱曲としてはかなり難しい仕立てだと思いますが、みんなで頑張って練習しました。

是非、聴いてくださいまし!

◆夜桜地蔵      作詞・作曲 畑中久美子  合唱編曲:福士美和子

1.見ている 二つのまなこ ひそり 闇に咲く花あかり はらりはらり夜桜
ひとひらごとに浮かぶ 千年の面影を ずっとずっとここで見ていた 幾年の春 夜桜地蔵

2.聞こえる 石の地蔵の耳に 時を紡ぐ調べ 密やかな囁き
ひとひらごとにそよぐ 千年のさざめき ずっとずっとここで聞いてた 幾年の春 夜桜地蔵

3.仄かに 香る夜の息吹 降り積もる花びらに 安らぎの時が来る
散ってしまった命 繋がってゆく命 ずっとずっとここに居るよ 幾年の春 夜桜地蔵


武蔵まほろば(混声合唱)~歌詞字幕付き~

◆武蔵まほろば   作詞:阿部陽氣 作編曲・構成:畑中久美子
紫の 武蔵の国の 真ほろばは 真ほろばは 七重の里ぞ 美わし

1.風渡る 武蔵の国のまほろばは まほろばは
北へ一路の大道に 紫匂う武蔵路
2.東(ひんがし)を背中(せな)にお山は筑波山 筑波山
西の空遠く 玉かぎる 夕日の落つる富士の峰
3.南(みんなみ)に多摩の横山 越え行きて 越え行きて
遥かに見ゆる海原は 渺茫(びょうぼう)たるや太平洋
4.むらさき野 武蔵の国のまほろばは まほろばは
太古の森に泉湧く 七重の里ぞ美わし 七重の里ぞ美わし

畑中の父が生前書いた詩に娘が曲をつけた合作。
宮城県出身の父にとって、家族とともに40年近く暮した国分寺こそが、いつしか故郷となっていたのでしょう。
坂東の中心・武蔵国のそのまた中心の国分寺から、四方の国々を見晴るかすパノラマチックな歌詞は、国分寺市の市制施行50周年を祝う歌としてまさにピッタリ!合唱団の皆さんの力をお借りして、本邦初公開。国の華たる七重の塔のそびえる国分寺を言祝ぐ唄として、第二部のオープニングに、賑々しく歌いました。
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