ヘッダー画像は、私のピアノ周り。
TPPで食の安全と医療は大丈夫なのか? ★考えてみよう!TPPのことhttp://www.think-tpp.jp/index.html
東北復興応援に取り組んでいます ★エスニック・キッチン制作東北応援CDと、OH!ジーンズ制作東北応援CDは、ともに目標の100枚を完売。売上金全額を復興義援金として寄付しました。 ◆エスニック・キッチン結成5周年記念 東北応援CD「音楽と語りで巡る武蔵国分寺のいまむかし」 ◆OH!ジーンズの東北応援CD ◆東北復興応援コンサート「多摩・東京アクション」~伝承音楽の宝庫・東北地方への敬意と、復興への祈りを込めて 原発再稼働に反対しています ◆みんなで決めよう「原発」国民投票 ◆さようなら原発10万人集会・ さようなら原発1000万人 アクション
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■信濃国分寺と古刹ツアー~その3安楽寺八角三重塔(国宝)と北向観音 [トピックス旅]
6/6(木)、国分寺・名水と歴史的景観を守る会主催、国分寺めぐりの第五弾「信濃国分寺跡と信州の古刹を歩く」に参加。
信濃国分寺ツアーその1、その2のあと、記事がはさまりましたが、その続きです。
●コース
JR国分寺駅前→①信濃国分寺資料館(講演・昼食)・信濃国分寺跡・瓦窯跡見学→②大法寺三重塔(国宝)→③安楽寺八角三重塔(国宝)→⑤北向観音→JR新宿駅前(一旦解散)→JR国分寺駅前
次の目的地、別所温泉は、常楽寺、常楽寺美術館、安楽寺八角三重塔(国宝)、北向観音、前山寺三重塔(重要文化財)など見どころが多く、「信州の鎌倉」と呼ばれていますが、雨も強くなり、時間もどんどん押しています。全部を見ることは無理そうです。
有料駐車場でバスを降り、ここからは徒歩でまわります。
とりあえず、国宝の八角三重塔を見に、安楽寺へと向かいます。
▼途中、北向観音へ続く参道入り口を通り越して右手に折れ、黒門をくぐると、まもなく右手に蓮池が。
蓮の見ごろは7月半ばから8月半ばとのことで、まだ花はありませんでしたが、雨にぬれて素敵な風情。
急な石段を登ると山門。私は、石段の左側の坂道を登りました。
▼右手に立派な鐘楼が見えてきました。
▼正面の建物が本堂です。禅寺らしく端正なたたずまい。
本堂の脇に木戸があって、八角三重塔へ続く山道の入り口です。ここで拝観料を払います。
▼木立の陰に、塔が見えてきました。たしかに、日本の塔とは異なる珍しい形。緑の木立の中に、どっしりとした重厚なたたずまいです。
▼山道の途中のお堂は「傳芳堂」
▼安楽寺開山樵谷惟仙(しょうこくいせん)和尚像と、安楽寺二世 幼牛恵仁(ようぎゅうえにん)和尚像が安置されています。
▼さらに山道を登ります。
▼たどりつきました。その全容を仰ぎ見る八角三重塔。凛とした姿に鳥肌がたちます。
▼皆、雨足の強さも忘れて、見入っています。
国宝 八角三重塔(ホームページの解説を抜粋)
国宝指定、昭和27年3月29日、文化財保護法の規定により「世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝」として国宝に指定された。
塔は本堂の裏を登った山腹にあり(別掲全景写真参照)松の緑に映えて、重厚なたたずまいがどっしりと空間を支えている。建立年代は従来鎌倉末期、または室町初期といわれ定説がないが、安楽寺が鎌倉北条氏の外護によって栄えた寺で、開山が入宋僧、二世が中国よりの帰化僧であり、共に北条氏との交渉も深いので、北条氏滅亡後、これほど立派な塔婆の建立の契機を考えにくいことなどから、寺運の最も栄えた鎌倉時代末期に建てられたものと思われる。
建築様式は禅宗様(鎌倉時代に宋から禅宗に伴って伝来した様式で唐様(からよう)ともいう)八角三重塔で、初重に裳階(もこし)(ひさしまたは霜よけの類)をつけた珍しい形式であるうえに細部もまた、禅宗様の形式からなり類例が少ない。
内部は8本の母屋柱によって、内陣と外陣(げじん)とに分かれ、周囲を外陣とし、化粧屋根裏をあらわし、八角形の内陣は高床を張り、天井は中央に点蓋をつり、その周囲に小天井を張ったあまり見られぬ形式である。内陣には建立当時の八角の仏壇をおくが、この形式もまた珍しいものである。塔は印度のスツーパを起源とし、元来仏舎利(釈迦の遺骨)を奉安したものだが、中世以降は特定の人物または戦死者の供養に建てられた例が多い。資料が乏しく造塔の起源は詳かでないが、この塔もおそらくそのような目的で建てられたものと思われる。内外共に巧みな意匠と、類例の少ない形式よりできているこの塔は、西大寺(奈良)法勝寺(京都)などの八角塔婆が失われた今日、わが国に残された唯一の八角塔婆であり、かつ、禅宗寺院に残る塔婆としても極めて貴重な遺構である。
時間が許せば、いつまでも眺めていたいところですが、先を急がねばなりません。
▼とりあえず、本堂までおり、本堂前にしつらえたベンチでしばし休憩をとりながら、次の行程の決定を待ちます。禅寺らしいお庭のたたずまい、心が落ち着きます。
あとひとつ、北向観音だけお参りして帰路のつくことに。常楽寺、常楽寺美術館、前山寺は残念ながら断念。
北向観音は、駐車場へ戻る途中に参道入り口があり、南に向かって階段を降ります。
階段を下ると、相染川を渡ります。かなりの急流です。
▼参道の両側はお土産屋さん。
▼あの石段をのぼります。
▼正面が本堂。
▼手水舎は、
▼なんと温泉です。
▼立派な鐘楼を右手に見て、本堂にあがります。
▼本堂からの眺めです。
この先に、長野の善光寺があるのですね。
約30キロを隔てて向き合っているといわれる長野善光寺と別所温泉の北向観音。
長野善光寺は来世の利益、北向観音は現世の利益をもたらすとされ、両方に参拝しないと片詣りとされるそう。
善光寺をお詣りしたのはもう何十年も前。これでようやく両方ともお詣りできたというわけですが、何十年前の効力はもう無いかしらね・・・。
大急ぎの別所温泉古刹巡りでしたが、ここは是非とももう一度、ゆっくり来てみたいところ。
その時は、長野まで足を延ばして、善光寺さんもお詣りいたしましょう。
雨の別所温泉、晴天では味わえない、しっとりとした古刹の雰囲気を満喫しました。
バスに乗り込み、別所温泉をあとにすると、なんと、雨が上がってしまいました。
バスに同乗して現地案内をしてくださったMZWさんとは、上田駅前でお別れ。ありがとうございました。
上田菅平から高速に乗る手前で道の駅に寄ってもらい、山菜などお土産を買い込み、バスは一路、練馬インターへ。
練馬で降りて、新宿で半分の人が下車。
国分寺駅前に9時少し前に到着して解散。
そのあと、歴女4人組は、駅前居酒屋にて反省会。
おわり。
信濃国分寺ツアーその1、その2のあと、記事がはさまりましたが、その続きです。
●コース
JR国分寺駅前→①信濃国分寺資料館(講演・昼食)・信濃国分寺跡・瓦窯跡見学→②大法寺三重塔(国宝)→③安楽寺八角三重塔(国宝)→⑤北向観音→JR新宿駅前(一旦解散)→JR国分寺駅前
次の目的地、別所温泉は、常楽寺、常楽寺美術館、安楽寺八角三重塔(国宝)、北向観音、前山寺三重塔(重要文化財)など見どころが多く、「信州の鎌倉」と呼ばれていますが、雨も強くなり、時間もどんどん押しています。全部を見ることは無理そうです。
有料駐車場でバスを降り、ここからは徒歩でまわります。
とりあえず、国宝の八角三重塔を見に、安楽寺へと向かいます。
▼途中、北向観音へ続く参道入り口を通り越して右手に折れ、黒門をくぐると、まもなく右手に蓮池が。
蓮の見ごろは7月半ばから8月半ばとのことで、まだ花はありませんでしたが、雨にぬれて素敵な風情。
急な石段を登ると山門。私は、石段の左側の坂道を登りました。
▼右手に立派な鐘楼が見えてきました。
▼正面の建物が本堂です。禅寺らしく端正なたたずまい。
本堂の脇に木戸があって、八角三重塔へ続く山道の入り口です。ここで拝観料を払います。
▼木立の陰に、塔が見えてきました。たしかに、日本の塔とは異なる珍しい形。緑の木立の中に、どっしりとした重厚なたたずまいです。
▼山道の途中のお堂は「傳芳堂」
▼安楽寺開山樵谷惟仙(しょうこくいせん)和尚像と、安楽寺二世 幼牛恵仁(ようぎゅうえにん)和尚像が安置されています。
▼さらに山道を登ります。
▼たどりつきました。その全容を仰ぎ見る八角三重塔。凛とした姿に鳥肌がたちます。
▼皆、雨足の強さも忘れて、見入っています。
国宝 八角三重塔(ホームページの解説を抜粋)
国宝指定、昭和27年3月29日、文化財保護法の規定により「世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝」として国宝に指定された。
塔は本堂の裏を登った山腹にあり(別掲全景写真参照)松の緑に映えて、重厚なたたずまいがどっしりと空間を支えている。建立年代は従来鎌倉末期、または室町初期といわれ定説がないが、安楽寺が鎌倉北条氏の外護によって栄えた寺で、開山が入宋僧、二世が中国よりの帰化僧であり、共に北条氏との交渉も深いので、北条氏滅亡後、これほど立派な塔婆の建立の契機を考えにくいことなどから、寺運の最も栄えた鎌倉時代末期に建てられたものと思われる。
建築様式は禅宗様(鎌倉時代に宋から禅宗に伴って伝来した様式で唐様(からよう)ともいう)八角三重塔で、初重に裳階(もこし)(ひさしまたは霜よけの類)をつけた珍しい形式であるうえに細部もまた、禅宗様の形式からなり類例が少ない。
内部は8本の母屋柱によって、内陣と外陣(げじん)とに分かれ、周囲を外陣とし、化粧屋根裏をあらわし、八角形の内陣は高床を張り、天井は中央に点蓋をつり、その周囲に小天井を張ったあまり見られぬ形式である。内陣には建立当時の八角の仏壇をおくが、この形式もまた珍しいものである。塔は印度のスツーパを起源とし、元来仏舎利(釈迦の遺骨)を奉安したものだが、中世以降は特定の人物または戦死者の供養に建てられた例が多い。資料が乏しく造塔の起源は詳かでないが、この塔もおそらくそのような目的で建てられたものと思われる。内外共に巧みな意匠と、類例の少ない形式よりできているこの塔は、西大寺(奈良)法勝寺(京都)などの八角塔婆が失われた今日、わが国に残された唯一の八角塔婆であり、かつ、禅宗寺院に残る塔婆としても極めて貴重な遺構である。
時間が許せば、いつまでも眺めていたいところですが、先を急がねばなりません。
▼とりあえず、本堂までおり、本堂前にしつらえたベンチでしばし休憩をとりながら、次の行程の決定を待ちます。禅寺らしいお庭のたたずまい、心が落ち着きます。
あとひとつ、北向観音だけお参りして帰路のつくことに。常楽寺、常楽寺美術館、前山寺は残念ながら断念。
北向観音は、駐車場へ戻る途中に参道入り口があり、南に向かって階段を降ります。
階段を下ると、相染川を渡ります。かなりの急流です。
▼参道の両側はお土産屋さん。
▼あの石段をのぼります。
▼正面が本堂。
▼手水舎は、
▼なんと温泉です。
▼立派な鐘楼を右手に見て、本堂にあがります。
▼本堂からの眺めです。
この先に、長野の善光寺があるのですね。
約30キロを隔てて向き合っているといわれる長野善光寺と別所温泉の北向観音。
長野善光寺は来世の利益、北向観音は現世の利益をもたらすとされ、両方に参拝しないと片詣りとされるそう。
善光寺をお詣りしたのはもう何十年も前。これでようやく両方ともお詣りできたというわけですが、何十年前の効力はもう無いかしらね・・・。
大急ぎの別所温泉古刹巡りでしたが、ここは是非とももう一度、ゆっくり来てみたいところ。
その時は、長野まで足を延ばして、善光寺さんもお詣りいたしましょう。
雨の別所温泉、晴天では味わえない、しっとりとした古刹の雰囲気を満喫しました。
バスに乗り込み、別所温泉をあとにすると、なんと、雨が上がってしまいました。
バスに同乗して現地案内をしてくださったMZWさんとは、上田駅前でお別れ。ありがとうございました。
上田菅平から高速に乗る手前で道の駅に寄ってもらい、山菜などお土産を買い込み、バスは一路、練馬インターへ。
練馬で降りて、新宿で半分の人が下車。
国分寺駅前に9時少し前に到着して解散。
そのあと、歴女4人組は、駅前居酒屋にて反省会。
おわり。
こんなお寺で一人じっくりと
静かな時間を過ごしてみたくなります^^)
by 獏 (2013-06-22 12:43)
厳かで凛とした雰囲気もあれば
マイナスイオンたっぷりで癒される感じもありますね^^
by 銀狼 (2013-06-22 18:30)
もうだいぶ前(1995年)に 長野善光寺へお参りに行ったので 今度はこちらで 現世の参拝に おうかがいしなければ!^^☆
素敵な日曜日になりますように!☆^^
by ゆうのすけ (2013-06-23 04:35)
同じような意味の漢字の組み合わせなので当然といえば当然なのですが
私達のところにも常楽寺というお寺があります。
こちらも国宝で三重塔があります。
もっとも八角形ではありません。
by そらへい (2013-06-23 18:41)
いやぁ、いいですねぇ、こう言うお寺さん巡り
ホント、気持ちが落ち着きますね ^ー^w
by haku (2013-06-23 19:50)
あのあたり風情のあるお寺関連の建物がひしめいていたと思いました。
かしわや、七草の湯に止まったことがありますが、あいにく周りを観光する余裕のない研修。温泉以外の楽しみがありませんでした。
by さきしなのてるりん (2013-06-27 22:03)