SSブログ
ヘッダー画像は、私のピアノ周り。
TPPで食の安全と医療は大丈夫なのか?  ★考えてみよう!TPPのことhttp://www.think-tpp.jp/index.html
東北復興応援に取り組んでいます ★エスニック・キッチン制作東北応援CDと、OH!ジーンズ制作東北応援CDは、ともに目標の100枚を完売。売上金全額を復興義援金として寄付しました。 エスニック・キッチン結成5周年記念 東北応援CD「音楽と語りで巡る武蔵国分寺のいまむかし」OH!ジーンズの東北応援CD東北復興応援コンサート「多摩・東京アクション」~伝承音楽の宝庫・東北地方への敬意と、復興への祈りを込めて 原発再稼働に反対しています  みんなで決めよう「原発」国民投票さようなら原発10万人集会・ さようなら原発1000万人 アクション 

本村囃子連の創作神楽「玉造小町(たまつくりのこまち)伝説」 [トピックス多摩・国分寺]

前ページ
http://otogura.blog.so-net.ne.jp/2012-02-13
でご紹介した、オリジナル作品「語りと音楽で巡る武蔵国分寺のいまむかし」の中の6トラック目、「泉に来たりて」は、武蔵国分寺七重の塔の真北300m、国分寺崖線の裾野から湧き出す真姿の泉(真姿の池)に伝わる玉造小町(たまつくりのこまち)伝説をイメージした曲です。


語りのセリフはこんなかんじ。
---------
■奈良時代に引き続き、その次の平安時代もまた、天災や飢饉や疫病が絶えない時代でした。とりわけ、天然痘の流行は多くの人々を苦しめていました。
聖武天皇が国分寺建立の詔を出してから、およそ100年後の嘉祥元年(848年)、不治の病に苦しむ玉造小町が、病気平癒祈願のために、武蔵国分寺を訪れたと伝えられています。小町の不治の病とは、おそらくは天然痘のこと。薬師如来を21日の間参詣すると、一人の童子が現れ、小町を真姿の池へと案内し、この水で、身を清めるようにと言って、姿を消しました。小町がそのとおりにすると、たちどころに病は癒え、元の美しい姿に戻りました。それから人々は、この池を、まことの姿の池、「真姿の池」と呼ぶようになったと伝えられています。
小町の病を癒した泉は、今も癒しの場所として、人々をひきつけて止みません。
-------

この玉造小町伝説を題材として、本村囃子連(本村八幡の氏子さんたちのお囃子保存会)がお神楽を創作しておいでです。
2~3日前、jcomさんからこの創作神楽の写真について問い合わせがあり、このお神楽の写真を撮っていたことを思い出しました。2009年4月12日の万葉花まつりの時に、薬師堂内で上演されたお神楽の写真をアップし、その模様をご紹介しておきましょう。
カメラを持ち合わせず、携帯電話のカメラで撮影したものですので、画像が荒いのはご容赦。


本村囃子連の創作神楽 玉造小町伝説

200904121109001.jpg
絶世の美女・玉造小町が病のために醜い姿となり、武蔵国分寺のお薬師さまに参り、病気平癒の願掛けの舞い。次第に心が澄んできます。


お薬師さまの使いの童にみちびかれ、湧き水の池で身を清めます。
200904121114001.jpg


すると、元の美しい姿に。真の姿に戻ったことが、真姿の池の名の由来。
200904121116001.jpg


玉造小町のお付のおかめさん、私も美しくなりたいと池の水で顔を洗うも効果なし。「これが私の真の姿なのね」とおかめさん、納得。
200904121118000.jpg


村人たちが祝いに臼を持ち出し。
200904121128000.jpg


餅つきがはじまります。
つきあがったお餅が観客にふるまわれ、めでたしめでたし。
200904121132000.jpg


nice!(16)  コメント(6) 
共通テーマ:音楽

nice! 16

コメント 6

rtfk

荘厳な雰囲気を感じますね♫
最近神楽なども
やっと見て楽しめるようになりました。。。

by rtfk (2012-02-13 13:52) 

りぼん

nice!&コメント有り難うございました
by りぼん (2012-02-13 16:17) 

お水番

rtfkさん、広島も神楽の盛んな場所ですよね。中国地方には、ス-パー神楽ともいうべき凄い神楽がたくさんありますよね。
江戸の里神楽はひょうきん、みちのくの山伏系神楽は凄まじく勇壮、地方によって本当に特色が異なっていて興味深いです。
by お水番 (2012-02-13 16:20) 

ため息の午後

素晴しい伝統芸能が復活してよかったですね。
奈良でもおんだ祭りという祭りが今シーズンで
五穀豊穣を願ってオカメや牛、天狗などの面を
被った芸能がさかんに行われています。
by ため息の午後 (2012-02-13 23:21) 

お水番

りぼんさん、いつもありがとうございます。
by お水番 (2012-02-14 00:07) 

お水番

ため息の午後さん、御田祭、お田植え神事の楽しいお祭りのようですね。
奈良は本当に面白いですね。
by お水番 (2012-02-14 00:11) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。